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令和8年度「ブランドの保護・活用により稼ぐモデルの創出支援」事業の採択結果について

令和8年度「ブランドの保護・活用により稼ぐモデルの創出支援」事業について、5月より公募を開始し、GI登録生産者団体様をはじめ多くの事業者様よりご応募をいただきました。選定委員会による審査の結果、下記6団体・7つの取組が採択され、モデル創出事業に取り組みます。事業の成果報告会の実施を計画しておりますので、改めてご案内いたします。
【ご参考】令和8年度「ブランドの保護・活用により稼ぐモデルの創出支援」の公募については、こちらをご覧ください。


採択結果

輸出拡大・海外展開に向けたモデルの創出
協同組合青森県黒にんにく協会
(青森の黒にんにく)

■GI産品「青森の黒にんにく」の欧州市場における認知度向上とASEAN3か国における戦略的GI登録
「青森の黒にんにく」の付加価値を「シラ国際外食産業見本市2027(SIRHA 2027)」へ出展することで欧州外食産業のシェフ・バイヤーへ直接訴求し、輸出拡大を図ります。
消費者に分かりやすいかたちで糖酸バランスを指標化したものをパッケージ内に配し、各メーカーの黒にんにくの違いの解説、料理とのペアリングなどを提案するガイドブックを作成し、出展時に活用します。
同時に、欧州市場でも競合となり、かつ将来的な模倣品リスクが高い東南アジアにおいてGI申請を継続・完了させ、GI登録によってブランドを法的に保護することで、持続的な海外展開モデルを創出します。

青森の黒にんにく
兵庫県手延素麺協同組合
(揖保乃糸)

■手延べそうめん揖保乃糸 GI価値発信による欧州・フランス市場の輸出販路拡大事業
GI登録産品である、手延べそうめん「揖保乃糸」のフランスの「SIRHA Lyon 2027」に出展し購買促進および欧州市場における新規販路開拓・ブランド認知拡大を行います。
現地食材を活用したフランス市場向けの食べ方提案を実施し、展示会を通じて現地消費者への試食体験型プロモーションを実施します。GIマークや多言語販促資材等を活用しGIの価値を明確に訴求すること、現地特約店・販売代理店に対してGI制度の意義・ブランド価値を共有することで、統一的なブランドメッセージによる販促体制を構築します。

揖保乃糸


インバウンド消費拡大に向けたモデルの創出
鹿児島県GI登録団体等交流会
(鹿児島の壺造り黒酢、桜島小みかん、辺塚だいだい、鹿児島黒牛、 えらぶゆり、種子島安納いも、種子島レザーリーフファン、枕崎鰹節、指宿鰹節、薩摩(芋焼酎・国税庁地理的表示))

■「Your GI, Made by You.」鹿児島GI産品インバウンド体験創出事業
鹿児島県のGI登録産品を核とした「自分で作って持ち帰る」インバウンド体験を造成、海外OTA及び高付加価値旅行会社の販路を通じて試験販売します。体験コンテンツ造成のほか、県内の宿泊施設と連携し、GI産品を用いた特別メニューの開発・作成、多言語の資材作成等も行います。他のGI産地が参照できるような「GI×インバウンド」のパッケージ設計手法として整理します。

鹿児島県GI産品
京都府農林水産部
(茶)

■手摘み茶のプレミアム体験化によるブランド価値創出事業
訪日外国人を主なターゲットとし、手摘み体験および製茶・試飲を組み合わせた体験型コンテンツを開発・整備し手摘み茶の価値を再構築することで、インバウンド需要の拡大と高付加価値化によるさらなる消費拡大を図ります。
また、手摘み作業を担う人材の不足や高齢化が進行しており、今後、手摘み茶の生産量の維持が困難となることが懸念されているため、手摘み文化、技術継承のためガイドブックの作成や研修会の開催等を行い、ブランド価値を支える手摘み技術の持続的な継承モデルを構築します。

茶


戦略的侵害防止・対策モデルの創出
行方かんしょブランド推進協議会
(行方かんしょブランド)

■行方かんしょ海外模倣品対策事業
行方かんしょは、市場を通して輸出を行っており、特にタイへ輸出が積極的に行われています。
タイでの日本産及び諸外国産サツマイモの産地間競争の激化が予想される中で、海外GI取得の必要性と制度活用の可能性を強く感じてきたことから、タイでもGI申請・登録を行い、徹底的にブランド保護及び産地PRを図っていきます。

行方かんしょ
徳島県
(阿波尾鶏)

■「阿波尾鶏」の海外商標登録事業
「阿波尾鶏」は、地鶏JASの取得やGI登録等を通じて品質・供給力の向上と信頼確保を図り、生産・出荷羽数を拡大、輸出拠点の施設整備や多言語での情報発信、トップセールスなど、環境整備を進め、現在は香港を中心に輸出に取り組んでいます。
マカオ・ベトナムへのさらなる輸出拡大を図るにあたり、商標出願を終えた両国を対象に、迅速な商標登録を完了させ、模倣品リスクを排除し、現地でのブランド力向上と輸出規模のさらなる拡大を目指します。

阿波尾鶏
兵庫県手延素麺協同組合
(揖保乃糸)

■タイにおける「揖保乃糸」GI登録によるブランドの保護と価値の向上
日本産食品の人気が高まっているタイにおいて、地域産品としての信用とブランド価値が重要と考えています。
「揖保乃糸」はすでに商品パッケージに関する商標を登録しており、タイにおけるGI登録と組み合わせることで、日本産食品の人気が高まっているタイ市場において「揖保乃糸」の権利保護をより一層強化するだけでなく、GI保護に積極的なタイでのブランド価値、知名度の向上につなげていきます。

揖保乃糸